鹿の骨や鹿の角は
本当に安全ですか?
「喜んで噛む」ことが「犬のため」とは限りません
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「喜んで噛む」ことが「犬のため」とは限りません
鹿の骨や鹿の角が人気なのは、犬がよく噛み、長持ちし、自然のものだからです。
「よく遊ぶ」「歯にも良さそう」「おやつより長く使える」――そう感じて選ぶ人は少なくありません。
選ばれる理由は、大きく分けるとこの4つだと思います。
鹿の角や動物の骨は犬が夢中になりやすく、長持ちしやすく、天然素材らしい魅力があります。
ワンちゃんが喜ぶので多くの飼い主さん達に支持されています。
「喜んでいる=安全」とは限りません。
鹿の角や骨は非常に硬く、
噛む力が加わっても素材がほとんど変形しません。
そのため、強く噛み続けると、
素材ではなく歯のほうに負担が集中しやすいと言われています。
実際に、獣医歯科の専門家は
「骨や角は犬の歯に対して硬すぎ、歯の破折を引き起こす可能性がある」(1)
と指摘しています。
👉鹿の角や骨を与えるのは みんなやってて普通のこと。
だから「安全」、とは限りません。
鹿の角や骨に関するリスクは、体験談だけの話ではありません。
各国の獣医療のガイドラインや団体でも注意点が指摘されています。
米国FDAは、市販の骨のおやつに関連して、消化管閉塞、窒息、口内の切り傷、嘔吐、下痢、そして死亡を含む多くの健康被害が報告されていることを受け、消費者に警告を発しています。(2)
骨を多く含む食事や消化できない異物の摂取は、犬の便秘の最も一般的な原因の一つです。これが悪化すると、排便が困難な「重度の便秘」や巨大結腸症に進行するリスクがあります。(3)
鹿の角など“過度に硬いおもちゃ”が歯の破折の一般的原因になり得ること、さらに破片が口・喉・腸に詰まり緊急手術が必要になる危険性を警告しています。(4)
噛む行動は犬にとって本能を満たす大切な行動です。
しかし、鹿の角や骨については、
歯の破折や誤飲などのトラブルが報告されています。
犬のコンディション次第では、重大な問題につながることもあります。
与える前に、素材の性質とリスクを知っておくと安心です。
元々 私たちも特別な時の「ご褒美」として骨や角を与えることがありました。
仕事の関係で、骨や角のメリット・デメリットを調べるうちに、
海外の専門家やFDAの情報を目にしました。
その時までは私たちも「知らなかった」側でした。
これらの専門家が指摘するようなトラブルから愛犬を守れるのは
一番近くにいる私たち家族です。